クイックドロー(ヌンチャク)をつかんだとき、下側のカラビナがささる事故が起こり得ます。衝撃のある画像なので直接リンクを貼りませんが、http://www.rockandice.com/climbing-accidents/impaled-by-a-quickdrawがリンクを貼っているInstagramには、手に刺さっている写真が上がっています。
この事故は2011年11月にイタリアのMuzzeroneという岩場の5.11dのルートで起こりました。最終ボルトのところで足を滑らせて落ちたとき、左手の小指の下にカラビナのノーズが刺さったということです。ビレイヤーがすぐにロープを張ったので、それ以上刺さることはなかったようです。
ブラックダイヤモンドのJonathan Thesengaによると、このような事故は毎年のように起こっているとのこと。Rock and Ice誌でも、クイックドローを掴もうとしたことで怪我をすることが、たびたび聞かれています。
対策としては、とにかく掴まないようにするしかないようです。
Tips:
1. コントロールできないとき、落ちるときは絶対にクイックドローを掴まない
2. もし掴むのであれば、フットホールドがしっかりしていることを確認する
3. 掴むときは、カラビナとカラビナの間を狙う
4. デイジーチェーンなどを使ってテンションをとり、それからクリップする
5. 掴む癖をつけない
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