2016/12/17

ユタのボルダーエリアで破壊行為

日本国内でもチッピングによるルート、ボルダー課題の破壊、消失が報じられていますが、こちらはアメリカユタ州ソルトレークシティー近くのリトルコットンウッド・キャニオンでの事件です。

1960年代に初登されたクラシック課題を含めて約20のボルダー課題が破壊されています。10月30日から31日にかけて、ハンマーやバールで叩き潰されたとのこと。

下記ロックアンドアイスのページには破壊されたホールドの写真あり。
原文

2016/12/10

ロープにダメージがある場合に懸垂下降する方法

ロープにダメージがある場合、無事な部分を使って1本ロープで懸垂下降する方法です。原文

画像はすべて元サイトから拝借しています。


■ダメージのない側にノットを作り、ノットにカン付きビナをつけます。図のように懸垂支点にノットのダメージのない側をセットし、カン付きビナもかけます。これで、傷んだ部分を使わずに懸垂下降するセットができました。ロープ回収には傷んだ側から引っ張ります。
 ■2本ロープがあって1本が傷んでいる場合です。1本懸垂+回収用傷んだ方から引っ張ります。
 ■傷んでいないロープ側で1本懸垂下降します。

■傷んだ側から回収します。



※これらの図では、1本ロープの中心付近が傷んでいる想定ですが、別の場所でも末端をそろえるために中心付近でノットを作るのが良いと思われます。

2016/12/07

Ronin Lift 自動アッセンダーの開発キックスターター

 Roninというアメリカのベンチャー企業が自動アッセンダー/ディッセンダーを開発しています。資金はキックスターターで集めています。Ronin liftという名前で、市販予価は1199ドルとのこと。キックスターターでは799ドル寄付すれば手に入るようです。動画では軽快に登っています。安全性はまだ未知数なのですが、なかなか良さそうです。

http://changeyourelevation.com/ronin-kickstarter/


2016/12/03

懸垂下降で2本のロープを8の字結びにして死亡事故

下記ロックアンドアイス誌の事故報告です。

・マルチピッチの懸垂下降で死亡事故
・原因は、2本のロープの結び目が解けたこと
・エイトノット(flat figure 8)で連結しており、余りが短かった
・振る舞いやギアからは経験が浅いことがうかがえた(救助にあたった地元ガイドのコメント)

どうやったら防げたか

エイトノットでロープを連結しないこと。理由はゆるみやすいから。オーバーハンド・ノット(ユーロデスノット)を使った方が安全。(エイトノットの方が小さな荷重でゆるんでしまう)

・細いロープの方が小さな荷重でゆるむ
・ドライコーティングのロープは滑りやすいので、ゆるみやすい可能性がある
・少なくとも、末端を2フィート(60センチ)は余らせること

ルートは Prime Rib of Goat(5.9, 11P) 。ワシントン州Mazawaにある人気ルートのようです。

Prime Rib of Goat(5.9, 11P) 写真はrockandice.comより


原文(Rock and Ice Magazine)

2016/12/01

白石阿島のキャンパシングトレ

白石阿島がジムのホールドを使ってキャンパシングをしている動画です。曰く「明日は料理して焼いて食べまくるから。I'm gonna be cooking/ baking/ eating all day tmw」とのこと。ケーキでも作るんでしょうか?