事故者は病院に搬送され、現在ではトップロープクライミングやボルダリングをできる程度には回復しているようです。
ルートは Appetite (5.12a) で、落ちたクライマーからすると何度も登っているアップのルートでした。1ピン目のクリップをする前に足が滑って15フィート(約4.5メートル)落ちました。
事故原因としては、結露によって岩が湿っていたからではないかということです。
個人の選択ですが、慣れていたから、プリクリップをしなかったことも今回のような1ピン目の前でフォールすると大事故になる原因の1つと言われています。
スティッククリップ(プリクリップ)の推奨される場面
・エリア全体でスティッククリップが常識となっている場合、それを前提にボルトが設置されている
・1ピン目が異様に遠い場合
・出だしが難しそうなとき、ハードなムーブを強いられるとき、着地で足を痛めそうなとき
・1ピン目以外はルートに最初からクイックドローがセットされているとき
http://www.rockandice.com/climbing-accidents/missed-clip-fractured-skull?A=SearchResult&SearchID=4438547&ObjectID=7838414&ObjectType=35
ジョナサン・シーゲルトによるプリクリップのやりかた動画
一番のこつは「いい感じの棒を用意すること」なのでは無いでしょうか。
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