2018/07/20

レッドリバーゴージュでのボルト抜け事故


レッドリバーゴージュのルーフのルーフでテンションをかけたボルトが抜ける事故がありました。まとめると・・・

  • ルートはRehab Cragにある赤のタグがある(レッドポイントされていない印)ルート
  • 『オープンプロジェクト』だと間違った情報を聞いてトライした
  •  ルートはボルト5本のスラブルートの上にあり、上のルートではクイックドローは残置されていた
  • ルーフの最初のボルト(下から6本目)で残置ヌンチャクで敗退
  • 下から2本目のボルトを回収したときに一度体重を抜いて、再加重したときにルーフのボルトが抜けた
  • 約3メートル落下し、脛骨(足)を骨折 事故者はAMGAのインストラクター
  • ボルトは2.5インチ長、3/8インチのステンレス製ウェッジアンカーで、引き抜きは3500ポンド (約1600kg)
  • ボルトにハンマーマーク(叩いた跡?)があり、ウェッジが正しく開いておらず、回る状態になっていた。
  • ドリルビットにミリ径のものを使っていて穴が狭すぎた可能性がある。
  • ルートの他のボルトも回っていて異常だった
  • ルート開拓者によると、ボルトがおかしかったのでレッドタグをつけていたとのこと 

どうやったら防げたか

  • 敗退時に残置ヌンチャクだけを使ったが、自分の敗退ビナを足して2本でロワーダウンした方がよかった
  • ボルトを疑って行動すべきだった
https://rockandice.com/climbing-accidents/bolt-pulls-out-in-the-new-river-gorge/


おまけ

ペツル公式で紹介されている残置1本だけでロワーダウンする方法



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